群馬県の高崎駅から東京へ行く際、僕のようなお金のない学生さんは鈍行で行くことが当たり前(だと思う)。でも、普通に切符を自動券売機で買うと損なんだよね。ある方法を使うとちょっとだけ安くすることができる。
通常、ふつーに買うと高崎-上野間は片道1890円。なので往復3780円。これと比べていくと面白い。
まず、一番お得なのが「青春18切符」。これは最強だね。一日分で2,300円。但し切符は5枚分としてしか買うことはできない。だから、みどりの窓口で買うとしたら11,500円。何度も行くか、数人の集まりで行くんだったら乗り降り自由だしすごく便利。上野までだろうが横浜までだろうが料金は変わらない。改札に入るときは自動改札に入れないで、有人改札で切符を見せてから通過すべし。
因みに、金券ショップで小売してるのは一日(一人)分2,500円。
もし、あなたが学生だったなら、2番目としては「学生割引」でしょう。通称「学割」。割引率2割はだてじゃない。高崎上野間の往復は3,020円。当然だけど、学生さんのみ使用可。一年で10回という回数制限がある。
3番目、これはちょっとした裏技。でも最初に言っておくけど、かなり面倒。
まず、高崎-大宮間の切符を買う。そして大宮で降りて、大宮-上野間の切符を買う。それぞれの値段が1,280円、480円なので両方を足すと片道1,760円上野まで行くことができる。同じことを帰りでもやると往復で3,520円。通常より260円お得。途中下車の用があるんだったら、この方法だね。
4番目。窓口で往復切符を買う。そうすると、東京自由乗車券として売ってくれる。山手線内など指定された区間は乗り降り自由になってて、これは結構嬉しい。行き先が上野駅でなくとも、東京駅や新宿駅でも値段は変わらない。値段は3,630円。通常より150円お得。
高崎線じゃないんだけど、高崎から東京まで安く行く方法はあるんだよね。JR八高線と東武東上線を合わせた方法。
まず、八高線で高崎駅から寄居駅へ行く。この値段が片道で650円。そしたら寄居駅で東武東上線に乗り換えて池袋まで。この値段が片道860円。合わせると、高崎駅から池袋駅まで片道1,510円。同じことを帰りでもやると、往復で3020円。通常より760円お得。
但し、電車の本数が高崎線より圧倒的に少なく、時間がかかる。所要時間は時間帯によって異なるけど、3時間はみておかないとね。それを承知の上だったら、高崎線よりも景色がよく、旅情気分も味わえるのでそんなに悪くないと思う。
折角なので表にまとめるとこうなる。
方法 | 往復値段 | 自由区間 | 制限 |
---|---|---|---|
青春18切符 | 2,300 円 | 全駅乗り降り自由 | 一回分だけ買うことはできない。 長期休暇期間のみ。 |
学割 | 3,020 円 | なし | 学生のみ。 回数制限(1年で10回) |
高崎大宮+大宮上野 | 3,520 円 | なし | 大宮で一度降りなきゃならない。 |
東京自由乗車券 | 3,630 円 | 指定区間のみ乗り降り自由。 | なし |
まあ、参考程度に…
更新日:2005-07-31
作成日:2005-07-01