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04.烏川の橋梁

パルマノ君ここでは群馬県高崎市内の烏川に架かる橋を紹介します。

烏川って?

群馬県地図

烏川(からすがわ)は、群馬県、埼玉県を流れる利根川水系の一級河川です。

群馬県高崎市(旧倉渕村)と長野県軽井沢町の境付近、鼻曲山を水源とする利根川水系の一級河川です。高崎市下豊岡付近で碓氷川と、同阿久津町付近で鏑川と、新町付近で神流川と合流します。高崎市を離れると玉村町を通過。その後群馬県と埼玉県の境を成したまま利根川と合流します。そこが烏川の終点。総延長は約61km。概ね南東方向に流れている。

高崎市内では市街地のすぐ横を回り込むように流れており、そのため市街地付近では橋が多い。市内には16の橋があります。幅の広く取られた河川敷には、スポーツ公園やゴルフ場があり、休日には賑わう場所となっています。

参考:『カントウリバースコープ烏川』 http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/river/river_info/kara_01.htm


ここで紹介する橋梁

ここで紹介する橋梁は旧高崎市内の橋梁16本です。烏川に架かる橋は全部で25本。旧高崎市より上流側には7本、旧市内に16本、下流側に2本あります。

烏川の橋梁

橋の位置図

上流から順に。

高崎市内はこれで全部。これより下流側は、藤岡市、玉村町、新町に続いていく。


町屋橋 (まちやばし)
群馬県道10号 前橋安中富岡線
高崎市町屋町-高崎市町屋町
町屋橋は、高崎市では最も上流に位置する橋である。すぐ上流側が榛名町となっている。上下線あわせて2車線の橋。

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環状大橋 (かんじょうおおはし)
環状大橋
高崎市道 環状線
高崎市下小塙町-高崎市上豊岡町
環状線は高崎市の市道だが規格が良く、道幅が広い。なので、速度の出しすぎに注意。環状大橋からの景色は非常に良く、外回り(北方向)から上流側を望めば雄大な榛名山が望める。逆側には高崎経済大学が見える。

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信越線上り鉄橋
信越線上り鉄橋
JR東日本 信越線上り
高崎市上並榎町-高崎市下豊岡町
信越本線の橋。下り線の橋梁よりも新く、橋脚の数が少ない。写真をよく見ると分かるが、橋は途中から右に曲線を描いている。
(写真撮影日:2005-08-09)

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信越線下り鉄橋
信越線下り鉄橋
JR東日本 信越線下り
高崎市上並榎町-高崎市下豊岡町
信越本線下り線の橋。この辺りの河川敷は幅が広く、多くの木が生えている。
(写真撮影日:2005-08-09)

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君が代橋 (きみがよばし)
君が代橋
国道18号
高崎市並榎町-高崎市下豊岡町
明治時代、天皇が北陸に行幸する際に架けられた橋。現在では、左岸側が国道17・18・354号のJCTになっており交通の要衝である。右岸側は国道18号と国道406号との交差点がある。両方向計5車線からなり、交通量の多い橋。車の車線変更がとても多いので通行時には注意が必要。実のところ、上流側が「新君が代橋」、中央の立体の部分は「君が代橋高架橋」、下流側が「君が代橋」と表記されている。これらをまとめた通称が「君が代橋」である。
(写真撮影日:2005-08-09)

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和田橋 (わだばし)
和田橋
群馬県道49号 藤木高崎線
高崎市高松町-高崎市八千代町・片岡町
高崎市街地と烏川右岸をつなぐ橋。自転車や歩行者の往来も多い。現在、歩道の拡幅工事中。また同時に、烏川の左岸を走る国道17号との交差点を立体交差工事中。
(写真撮影日:2005-08-05)

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聖石橋 (ひじりいしばし)
聖石橋
群馬県道71号 高崎神流秩父線
高崎市若松町-高崎市聖石町
現在、拡幅工事中。もともとあった橋の両側に約1.5車線分の橋を架け、中央の橋を取り壊し、橋を架けなおす。このような工事は珍しいとか。写真は、新たに架けられた橋。奥に見える建物は高崎市役所。高崎市役所はこの辺りからならどこからでも見える。
(写真撮影日:2005-08-05)

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城南大橋 (じょうなんおおはし)
城南大橋
群馬県道71号 高崎神流秩父線
高崎市新後閑町-高崎市石原町
聖石橋と共に県道71号線が通る橋。隣の吉井町から来る車が多い。左岸側ではそのまま陸橋になり、上信電鉄と国道17号を越える。橋がそのまま陸橋になっている。陸橋も合わせると、大規模橋梁事業である。付近の河川敷は市運営のゴルフ場。
(写真撮影日:2005-08-05)

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上信電鉄鉄橋
上信電鉄鉄橋
上信電鉄 上信線
高崎市佐野窪町・上佐野町-高崎市寺尾町
単線の橋。のどかである。左岸側は住宅街だが、右岸側は緑の絨毯が広がる水田である。下流の佐野橋との距離は近い。
(写真撮影日:2005-08-05)

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佐野橋 (さのばし)
佐野橋
高崎市道
高崎市上佐野町-高崎市上佐野町
この橋は、木造造り。当然ながら、軽自動車以上は通行禁止であるが、二輪車や耕運機は通行できる。右岸側の橋まで通じる道はかなり狭く、この時は両側が雑草で生い茂っていた。
(写真撮影日:2005-08-05)

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一本松橋 (いっぽんまつばし)
一本松橋
高崎市道
高崎市下佐野町-高崎市根小屋町
市街地側へ渡る裏道的な道。橋のたもとには高崎商科大学がある。
(写真撮影日:2005-08-05)

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共栄橋 (きょうえいばし)
共栄橋
群馬県道173号線 金井倉賀野停車場線
高崎市倉賀野町-高崎市阿久津町
交通量の多い橋。橋の下の河川敷はゴルフ場になっているので、河川敷には自由に出入りできない。
(写真撮影日:2005-08-05)

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高崎線下り鉄橋
高崎線下り鉄橋
JR東日本 高崎線下り
高崎市倉賀野町-藤岡市新森田
下流側にある高崎線上りの鉄橋とはおよそ100メートルの間隔が開いている。下り線の鉄橋のほうが歴史は浅い。鉄橋は右岸側で途中からカーブを描いている。
(写真撮影日:2005-08-05)

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高崎線上り鉄橋
高崎線上り鉄橋
JR東日本 高崎線上り
高崎市倉賀野町-藤岡市新森田
高崎線上りの鉄橋。もともとはすぐ横に下り線が併設されていたのだがカーブ半径を抑える為に100メートルほど上流側へ移された。
(写真撮影日:2005-08-05)

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新柳瀬橋 (しんやなせばし)
国道17号
新柳瀬橋
高崎市倉賀野町-藤岡市新森田
国道17号線の橋。片側2車線の道路で、当然交通量は多く速度も速い。新柳瀬橋を越えると藤岡市。
(写真撮影日:2005-08-05)

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柳瀬橋 (やなせばし)
柳瀬橋
群馬県道13号線 前橋長瀞線
高崎市岩鼻町-藤岡市中島
道路橋としては珍しいトラス橋。歩道を設置する幅がないのか、歩道は隣に並んで別の橋として架かっている。この橋が烏川の高崎市での最も下流にあたる橋である。
(写真撮影日:2005-08-05)

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最終更新:2008年6月25日
作成:2005年7月30日

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