品木ダム・上州湯ノ湖

特徴的なダム湖の役割とエメラルドの水

品木ダム

品木ダム情報

所在地群馬県吾妻郡六合村大字入山字品木
地図 [google]
形式重力式コンクリートダム
水系利根川水系吾妻川
ダム湖上州湯の湖 (じょうしゅうゆのこ)
管理国土交通省

品木ダムの諸元

用途水質改善/不特定用水、河川維持用水/発電
堤高43.5m
堤頂長106.0m
堤体積52,000立方m
流域面積30.9平方km
湛水面積12ha
総貯水量1,668,000立方m
有効貯水量1,273,000立方m

品木ダム 紹介

品木ダムに注ぐ湯川、谷沢川、大沢川の水は、生物のすめない酸性の水である。特に湯川は酸性の温泉として知られている草津温泉の湯が流れる川である。

このダムはその水質を改善させるため役割を担っている。このダムより上流の湯川、谷沢川、大沢川では、石灰ミルクを流し込んで水を中和させている。しかしその過程で化学反応がおき、沈殿物が生成される。このダムはその沈殿物を沈殿させ、浚渫するためのダムである。

上澄みの水は農業用水や発電用としても利用される。

写真等 訪問時期 -2005.6.24-

上州湯ノ湖 天端と水門

上州湯ノ湖。草津白根山の湯釜と同じ色。かすかに硫黄のにおいもした。

天端部分は水門を避けるようにつくられた道路になっている。

洪水吐 施設

水門から眺めた洪水吐。コンクリートの色が変わってるのは、わずかに残った酸による化学反応か?

ダムの右岸にあった施設。だいぶ年季の入った建物に見える。

浚渫作業

ちょうど、浚渫作業をしてた。

アクセス

最寄IC(関越自動車道渋川伊香保IC)

(渋川伊香保ICより)国道17号北上 → 国道353号西進 → 国道145号西進 → 国道292号北上 → 途中を右折し10分ほどで到着

その他

関連リンク

最終更新:2008年6月24日

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